早急な外周道路の移管を
石井もとみち議員(横浜市泉区)は2 月23 日の代表質問において、県営団地と県立学校の外周道路移管を積極的に取り組むよう知事に訴えた。
石井議員の訴えに対し知事は、県立学校、地元市町の協力を得ながら速やかに移管が行われるよう努力すると決意を述べた。
県は外周道路を早期に地元市町に移管する事を目指しているが、平成25 年9月時点で県営住宅は横浜市の8 団地、県立学校は47 校の移管が行われていない。移管が行われないことで、ごみの不法投棄や車止めが地域住民の迷惑になっている場合があり、管理コストも発生している。中には40 年近く移管の手続きがかかっているものもあり、地域住民に多くの迷惑をかけているという事実がある。
公図の混乱や相続などにより同意が必要な地権者が増えるなど困難はあるが、県にはより一層の工夫と努力を持って積極的に取り組む事が望まれる。
■石井議員は今定例会で以下の内容について質問を行った。
1 医療・福祉施策について
(1)市町村国民健康保険の都道府県への移管について
(2)「未病を治す」取組の推進について
(3)未病対策における認知症予防の推進について
2 県政の重要課題について
(1)緊急輸送道路の沿道建築物への耐震化対策について
(2)県営団地と県立学校の外周道路について
(3)2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取組について
ア かながわパラスポーツ推進宣言について
イ 障害者スポーツに配慮した県立体育センターの整備について
(4)インクルーシブ教育の更なる推進について
(質問の詳しい内容と県の答弁は、神奈川県議会のホームページから会議録や動画などでご覧いただけます。【動画】質問の様子はこちらから)