秦野赤十字病院の分娩再開

神倉議員

6 月29 日の一般質問で、神倉寛明議員( 秦野市) は秦野赤十字病院の分娩再開を訴えた。
秦野市の地域医療の中核である秦野赤十字病院は、昨年5 月に産婦人医の派遣元である昭和大学から、産婦人科の派遣を終了するとの通告を受けた。その後様々な調整を行い婦人科としての診療は継続される事となったが、これまで年間約700 件の分娩を扱っていた産科としての機能は失われ、秦野市在住の妊婦は近隣の医療機関での分娩を余儀なくされている。
神倉議員は、日本赤十字社神奈川支部の支部長も務めている知事に対し、秦野赤十字病院の分娩再開の必要性を訴えた。
知事は、今後秦野赤十字病院で分娩を再開するために、まずは地域の医療機関として病院が主体的に医師確保を務めると共に、分娩業務を担える助産師の育成・確保を図るなど、チームで支える体制づくりを工夫する事が必要であるとし、県としては秦野市と連携して地域医療の確保という観点から、必要な支援をしていくと答えた。

■神倉議員は今定例会で以下の内容について質問を行った。

1 地域医療について
(1)産科医不足について
(2)秦野赤十字病院の分娩再開について
2 Lアラートへの取組について
3 秦野市における県有地の活用について
(1)県立秦野戸川公園の整備について
(2)県立秦野高等職業技術校跡地の利活用について
4 本県農業におけるスマート農業の推進について
5 表丹沢の観光振興について

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