手話の普及にマスコットを活用せよ
若い世代に手話を親しんでもらうために、マスコットキャラクターを活用してはどうだろうか。9 月17日の一般質問で、田中信次議員(横浜市泉区)が手話普及の妙案を知事に訴えた。現在日本各地でご当地キャラクターが人気を博しており、世はまさにマスコット戦国時代の様相を呈している。一部の例外を除き、彼ら愛らしいマスコット達には、声によるコミュニケーションをとることが出来ないという掟があり、身振り手振りで気持ちを表現するしかない。 手話はそんな彼らにとっても大きなチャンスであり、本県を代表する「かながわキンタロウ」「えびーにゃ」「あゆコロ」「ツナ之介」が全国区に躍進するためにも、昨年手話言語条例
を制定した、手話先進県である本県が音頭をとり「全国マスコットキャラクター手話パフォーマンス選手権」を開催してはどうだろうか。より多くの県民に手話を身近に感じてもらい、手話という言語の存在を知ってもらうためには、それくらいの思い切った取り組みが必要である。